サイロンの挽歌/この世は落語：きさきさブログ：SSブログ

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サイロンの挽歌/この世は落語　[本] [編集]

宵野ゆめ「サイロンの挽歌」ハヤカワ文庫 JA

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ケイロニアの都サイロンが、黒死病の恐怖に続いて、強力な魔道を操る黒魔道師たちに脅かされた『七人の魔道師』事件から一年。
豹頭王グインの指揮のもと、復興を目指すサイロンを、またしても未曾有の災厄が襲った!
発端はトルクの影、“まじない小路”の異変。
そして幽閉された皇女シルヴィアをめぐって暗躍する不可解な男。
忍び寄る見えざる脅威から再び都を守るべく、豹頭王は心を奮いたたせて走り出すのだった!
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亡くなった栗本薫さんの大長編ファンタジー、グインサーガの続編です。通巻132巻。
宵野ゆめさんがケイロニアを舞台に起きる怪事を描きます。
『七人の魔道師』の事件から１年後再びサイロンに怪事件が起きます。
五代ゆうさんと比べるとちょっとアマチュアっぽい感じはありますが、なかなか面白かったです。
今後に期待ですね。

中野翠「この世は落語」筑摩書房

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人間の愚かさの種々相を「ある、ある」と他人事ならず受け止め、笑ってしまう。
そんな落語の登場人物のたまらない魅力をイラスト入りで紹介。
巻末に、京須偕充氏との対談「日本のオトナ教育には「落語」がよろしいようで…」を付す。
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中野翠さんが好きな落語を紹介した本です。
色々な噺のあらすじを簡単に紹介し、楽しい所を語ります。イラストも中野さん。
あまりマニアックではなくゆるく落語の楽しい所を語るというスタンスは好感が持てます。
著者が見たり読んだりした落語家のうんちくや、噺の背景の説明なども楽しい本でした。