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宝樹「三体X 観想之宙」 [本]

宝樹、大森望、光吉さくら、ワン チャイ訳「三体X 観想之宙」早川書房

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アジアに初めてヒューゴー賞をもたらし、世界で2900万部、日本でも63万部を売り上げた『三体』三部作を、劉慈欣を敬愛する中国新世代のSF作家・宝樹が受け継いだ。
謎のすべてが明かされる公式スピンオフ!
太陽系侵略をもくろむ三体文明の懐に、人類のスパイを送るという「階梯計画」の主人公となった孤独な男・雲天明。
彼はいかにして三体文明のもとで過ごし、程心(チェン・シン)の前に現れたのか?
シリーズ完結篇である『三体III 死神永生』で描かれたさまざまなできごとの裏側、知りたかった事件がすべて描かれる。
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傑作「三体」の公式スピンオフ小説です。
「三体」のラストの喪失感に耐えられなかった宝樹が書いたスピンオフ。
当時はアマチュアだったのですが、後にSF作家に。
「三体」の作者の劉慈欣も公式に認めて幅広く出版されました。
あくまでもスピンオフですが、面白いですね。
ラストはそう来たかと思いました。
「三体」を読んでからでないと面白くないと思いますが、「三体」を読んだ人はぜひ一読を。


三体X 観想之宙

三体X 観想之宙

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2022/07/06
  • メディア: Kindle版



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