アンダードッグ 二人の男 [映画]
「アンダードッグ 二人の男」レンタルで見ました。
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K-POPグループSHINeeのメンバーでドラマ「花ざかりの君たちへ」などにも出演したミンホと、『殺されたミンジュ』などのマ・ドンソクが共演したクライムアクション。
犯罪に手を染める青年と、裏社会で生きる男の真剣勝負を活写する。
イ・ソンテが監督と脚本を担当。
キム・ジェヨン、イ・ユジン、ダウンらが出演している。
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マ・ドンソクが出演している韓国映画です。
犯罪に手を染める青年たちが主役ですが、その犯罪に巻き込まれるマ・ドンソクがいいですね。
映画はともかくマ・ドンソクのコワモテ演技を楽しみました。
監督・脚本 イ・ソンテ
ミンホ
マ・ドンソク
キム・ジェヨン
イ・ユジン
ダウン
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K-POPグループSHINeeのメンバーでドラマ「花ざかりの君たちへ」などにも出演したミンホと、『殺されたミンジュ』などのマ・ドンソクが共演したクライムアクション。
犯罪に手を染める青年と、裏社会で生きる男の真剣勝負を活写する。
イ・ソンテが監督と脚本を担当。
キム・ジェヨン、イ・ユジン、ダウンらが出演している。
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マ・ドンソクが出演している韓国映画です。
犯罪に手を染める青年たちが主役ですが、その犯罪に巻き込まれるマ・ドンソクがいいですね。
映画はともかくマ・ドンソクのコワモテ演技を楽しみました。
監督・脚本 イ・ソンテ
ミンホ
マ・ドンソク
キム・ジェヨン
イ・ユジン
ダウン
台北プライベートアイ/阿久悠と松本隆/麒麟児 [本]
紀蔚然/舩山むつみ訳「台北プライベートアイ」文藝春秋
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台湾発、私立探偵小説の新たなる傑作が登場!
監視カメラの網の目をかいくぐり、殺人を続ける犯人の正体は?
劇作家で大学教授でもある呉誠(ウ―チェン)は若い頃からパニック障害と鬱に悩まされてきた。
ある日、日頃の鬱憤が爆発して酒席で出席者全員を辛辣に罵倒してしまう。
恥じ入った呉誠は芝居も教職もなげうって台北の裏路地・臥龍街に隠棲し、私立探偵の看板を掲げることに。
にわか仕立ての素人探偵は、やがて台北中を震撼させる六張犂(リョウチャンリ)連続殺人事件に巻き込まれ、警察から犯人と疑われる羽目に陥る。
呉誠は己の冤罪をはらすため、自分の力で真犯人を見つけ出すことを誓う。
監視カメラが路地の隅々まで設置された台北で次々と殺人を行う謎のシリアルキラー〈六張犂の殺人鬼〉の正体は?
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台湾製のハードボイルドミステリです。
友人が紹介していたので読んでみました。
劇作家で大学教授の作者が大学をやめて私立探偵となった主人公を描きます。
とにかくモノローグでさまざまなうんちくを語る主人公が魅力的。
導入はあまりにも饒舌なのでちょっとついていけるかなと思いましたが、事件を追い始めてからは快調。
前半は初めての依頼を見事に解決し、後半は連続殺人事件に巻き込まれて奮闘します。
後半はハードボイルドというよりは犯人探しになりますが、映画、横溝正史、仏教といったうんちくが面白く読ませました。
台湾では最近続編が出たそうなので、続編も読みたいです。
中川右介「阿久悠と松本隆」朝日新書
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「また逢う日まで」「UFO」「勝手にしやがれ」「ルビーの指環」「赤いスイートピー」・・・
──日本の大衆がもっともゆたかだった昭和後期。
「うた」で時代を完全に支配した不世出の作詞家2人を主人公に、あの時代の残響と1億人の集合無意識を描ききる力作評伝。
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中川右介さんが阿久悠と松本隆を対比しつつ語った評伝です。
時代を追っていくので、阿久悠が絶頂を極めた頃、既に松本隆が次の時代の寵児となろうとしていたというのが面白い。
数々の代表作の裏側について語っているのも興味深かったです。
冲方丁「麒麟児」KADOKAWA
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慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いで幕府軍を打ち破った官軍は、徳川慶喜追討令を受け、江戸に迫りつつあった。
軍事取扱の勝海舟は、五万の大軍を率いる西郷隆盛との和議交渉に挑みための決死の策を練っていた。
江戸の町を業火で包み、焼き尽くす「焦土戦術」を切り札として。
和議交渉を実現するため、勝は西郷への手紙を山岡鉄太郎と益満休之助に託す。
二人は敵中を突破して西郷に面会し、非戦の条件を持ち帰った。
だが徳川方の結論は、降伏条件を「何一つ受け入れない」というものだった。
三月十四日、運命の日、死を覚悟して西郷と対峙する勝。命がけの「秘策」は発動するのか―。
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冲方丁さんが江戸攻撃前の勝海舟と西郷隆盛の和議交渉を描いた歴史小説です。
まあ、歴史に詳しい人にはそれほど新事実がある訳ではないですが、さすが冲方さん描写がリアルで読ませます。
明治後の二人を描くラストが泣かせます。
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台湾発、私立探偵小説の新たなる傑作が登場!
監視カメラの網の目をかいくぐり、殺人を続ける犯人の正体は?
劇作家で大学教授でもある呉誠(ウ―チェン)は若い頃からパニック障害と鬱に悩まされてきた。
ある日、日頃の鬱憤が爆発して酒席で出席者全員を辛辣に罵倒してしまう。
恥じ入った呉誠は芝居も教職もなげうって台北の裏路地・臥龍街に隠棲し、私立探偵の看板を掲げることに。
にわか仕立ての素人探偵は、やがて台北中を震撼させる六張犂(リョウチャンリ)連続殺人事件に巻き込まれ、警察から犯人と疑われる羽目に陥る。
呉誠は己の冤罪をはらすため、自分の力で真犯人を見つけ出すことを誓う。
監視カメラが路地の隅々まで設置された台北で次々と殺人を行う謎のシリアルキラー〈六張犂の殺人鬼〉の正体は?
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台湾製のハードボイルドミステリです。
友人が紹介していたので読んでみました。
劇作家で大学教授の作者が大学をやめて私立探偵となった主人公を描きます。
とにかくモノローグでさまざまなうんちくを語る主人公が魅力的。
導入はあまりにも饒舌なのでちょっとついていけるかなと思いましたが、事件を追い始めてからは快調。
前半は初めての依頼を見事に解決し、後半は連続殺人事件に巻き込まれて奮闘します。
後半はハードボイルドというよりは犯人探しになりますが、映画、横溝正史、仏教といったうんちくが面白く読ませました。
台湾では最近続編が出たそうなので、続編も読みたいです。
中川右介「阿久悠と松本隆」朝日新書
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「また逢う日まで」「UFO」「勝手にしやがれ」「ルビーの指環」「赤いスイートピー」・・・
──日本の大衆がもっともゆたかだった昭和後期。
「うた」で時代を完全に支配した不世出の作詞家2人を主人公に、あの時代の残響と1億人の集合無意識を描ききる力作評伝。
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中川右介さんが阿久悠と松本隆を対比しつつ語った評伝です。
時代を追っていくので、阿久悠が絶頂を極めた頃、既に松本隆が次の時代の寵児となろうとしていたというのが面白い。
数々の代表作の裏側について語っているのも興味深かったです。
冲方丁「麒麟児」KADOKAWA
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慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いで幕府軍を打ち破った官軍は、徳川慶喜追討令を受け、江戸に迫りつつあった。
軍事取扱の勝海舟は、五万の大軍を率いる西郷隆盛との和議交渉に挑みための決死の策を練っていた。
江戸の町を業火で包み、焼き尽くす「焦土戦術」を切り札として。
和議交渉を実現するため、勝は西郷への手紙を山岡鉄太郎と益満休之助に託す。
二人は敵中を突破して西郷に面会し、非戦の条件を持ち帰った。
だが徳川方の結論は、降伏条件を「何一つ受け入れない」というものだった。
三月十四日、運命の日、死を覚悟して西郷と対峙する勝。命がけの「秘策」は発動するのか―。
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冲方丁さんが江戸攻撃前の勝海舟と西郷隆盛の和議交渉を描いた歴史小説です。
まあ、歴史に詳しい人にはそれほど新事実がある訳ではないですが、さすが冲方さん描写がリアルで読ませます。
明治後の二人を描くラストが泣かせます。