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米澤屋書店/中野のお父さんの快刀乱麻 [本]

米澤穂信「米澤屋書店」文藝春秋

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いま最も次回作が待ち望まれるミステリ作家・米澤穂信。
次々と魅力的な謎を生み出す作家の頭の中はどうなっているのか?
米澤さんの頭の中を満たしてきたのはどんな本たちなのか。
作家生活20年の節目に、米澤さんの心を捉え、人気ミステリ作家を形作ってきた本を一気見せ。
米澤さんが20年にわたって、様々な媒体に書きためてきた書評やお勧め本、対談を一冊にまとめました。
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米澤穂信さんの本に関する文章をまとめた本です。
これは面白かったです。
やはりミステリに関する文章が多いのですが、泡坂妻夫や山田風太郎についてや、書店員時代の話など盛りだくさんです。
朝井リョウさん、有栖川有栖さんらとの対談も楽しい。

北村薫「中野のお父さんの快刀乱麻」文藝春秋

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出版界で起きる「日常の謎」に挑むのは、体育会系文芸編集者の田川美希と、抜群の知的推理力を誇る高校教師の父親――。
実家の掘り炬燵で繰り広げられる父娘の会話から、大岡昇平、古今亭志ん生、小津安二郎、菊池寛ら各界のレジェンドをめぐる「謎」を解き明かす……人気シリーズ第3弾。
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北村薫さんの中野のお父さんシリーズ3作目。
相変わらず面白いです。
父娘が解く謎は大岡昇平、古今亭志ん生、小津安二郎、菊池寛らにまつわるもの。
北村さんのワセダミステリクラブでの先輩だった瀬戸川猛資が取り上げられているのも興味深かったです。
落語好きにもおすすめ。


米澤屋書店 (文春e-book)

米澤屋書店 (文春e-book)

  • 作者: 米澤 穂信
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2021/11/10
  • メディア: Kindle版



中野のお父さんの快刀乱麻

中野のお父さんの快刀乱麻

  • 作者: 北村 薫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2021/11/10
  • メディア: 単行本



中野のお父さん (文春文庫)

中野のお父さん (文春文庫)

  • 作者: 薫, 北村
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/09/04
  • メディア: 文庫



中野のお父さんは謎を解くか (文春文庫 き 17-13)

中野のお父さんは謎を解くか (文春文庫 き 17-13)

  • 作者: 北村 薫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2021/11/09
  • メディア: 文庫



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2021年映画ベストテン [映画]

今年劇場または上映会で見た映画は「新感染半島 ファイナル・ステージ」から「キングスマン:ファースト・エージェント」 まで72本。
一昨年ほどではないですが健闘したと思っています。
DVDレンタルで旧作を40本以上見たのも楽しかったです。

さてベストテンです。

邦画以外

「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」
「1秒先の彼女」
「ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画」
「フリー・ガイ」
「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」
「シャン・チー/テン・リングスの伝説」
「ブラック・ウィドウ」
「ジャングル・クルーズ」
「リスペクト」
「クワイエット・プレイス破られた沈黙」

次点

「ディア・エヴァン・ハンセン」
「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」
「キングスマン:ファースト・エージェント」
「最後の決闘裁判」
「エターナルズ」
「殺人鬼から逃げる夜」
「レミニセンス」

邦画

「騙し絵の牙」
「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」
「るろうに剣心 最終章 The Final」
「るろうに剣心 最終章 The Beginning」
「映画大好きポンポさん」
「マスカレード・ナイト」
「すばらしき世界」
「ブレイブ -群青戦記-」
「竜とそばかすの姫」

来年はもうちょっと邦画を見たいかな。
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来年1月以降に見たい映画 [映画]

来年1月以降に見たい映画です。

ついでに12月に見た映画です。

69.12/3 「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」
70.12/4 「tick, tick...BOOM! チック、チック…ブーン!」
71.12/17「マトリックス レザレクションズ」
72.12/29「キングスマン:ファースト・エージェント」

DVD・録画

「花とアリス」
「マッキー」
「ファイティン」
「風が強く吹いている」
「新座頭市 破れ!唐人剣」
「undo」
「無双の鉄拳」

1月7日(金)
「マークスマン」
『アイス・ロード』などのリーアム・ニーソン主演のアクション。

「日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』」

1月14日(金)
「コンフィデンスマンJP 英雄編」

「ハウス・オブ・グッチ」
世界的ファッションブランド「グッチ」創業者の孫で3代目社長マウリツィオ・グッチの暗殺事件と、一族の確執を描いたサスペンス。

「クライ・マッチョ」
『運び屋』などのクリント・イーストウッドが監督と主演などを務め、N・リチャード・ナッシュの小説を原作に描くヒューマンドラマ。

「スティルウォーター」
異国で殺人罪に問われた娘の無実を証明するため、父親が現地へ渡り真犯人捜しに奮闘するサスペンススリラー。

1月21日(金)
「ライダーズ・オブ・ジャスティス」
『アナザーラウンド』などのマッツ・ミケルセン主演によるアクション。

「ザ・ミスフィッツ」
極悪人から盗んだ大金を弱者に与える正義の犯罪プロ集団の活躍を描いたクライムアクション

1月28日(金)
「ノイズ」
『DEATH NOTE デスノート』シリーズで共演した藤原竜也と松山ケンイチが主演を務めたサスペンスドラマ。

2月4日(金)
「ゴーストバスターズ/アフターライフ」
幽霊退治に乗り出した科学者たちの活躍を描くSFコメディー『ゴーストバスターズ』シリーズの第3弾。

「大怪獣のあとしまつ」
『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』などの三木聡が監督と脚本を務めた特撮ドラマ。

「355」
『AVA/エヴァ』などのジェシカ・チャステインらが出演したアクション。

3月4日(金)
「銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第一章」

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キングスマン:ファースト・エージェント [映画]

「キングスマン:ファースト・エージェント」見ました。

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『キングスマン』シリーズの第3弾。
第1次世界大戦前夜のヨーロッパを舞台に、スパイ組織キングスマンの誕生秘話と、彼らが巨大な陰謀に立ち向かう姿が描かれる。
前2作に引き続きメガホンを取るのはマシュー・ヴォーン。
『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』などのレイフ・ファインズ、『マレフィセント2』などのハリス・ディキンソンのほか、リス・エヴァンスらが出演する。
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「キングスマン」の続編です。
前日談という事でどうかなと思っていましたが、さすがマシュー・ヴォーン、面白かったです。
物語は南アフリカで始まり、本筋ではレイフ・ファインズが息子らと第1次大戦を引き起こした秘密組織と戦います。
敵にはラスプーチンやマタハリ、ハヌッセンといった実在の人物がいて、このあたりが面白い。
ファインズの協力者としてジェマ・アータートンが活躍するのもファンとして楽しい。
敵側にもダニエル・ブリュールがいたりします。
最後は敵の根城に乗り込んでの大アクション。
楽しい映画でした。

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監督 マシュー・ヴォーン
脚本 カール・ガイダシェク
原作 マーク・ミラー、デイヴ・ギボンズ
製作 マシュー・ヴォーン
音楽 ヘンリー・ジャックマン
オーランド・オックスフォード公爵 / アーサー - レイフ・ファインズ
コンラッド・オックスフォード - ハリス・ディキンソン
若い頃のコンラッド・オックスフォード - アレクサンダー・ショウ
ポリー・ウィルキンス / ガラハッド - ジェマ・アータートン
グリゴリー・ラスプーチン - リス・エヴァンス
モートン / シェパード - マシュー・グッド
ジョージ5世 / パージヴァル - トム・ホランダー
ヴィルヘルム2世 - トム・ホランダー
ニコライ2世 - トム・ホランダー
エリック・ヤン・ハヌッセン - ダニエル・ブリュール
ショーラ / マーリン - ジャイモン・フンスー
ハーバート・キッチナー - チャールズ・ダンス
アーチー・リード / ランスロット - アーロン・テイラー=ジョンソン
フェリックス・ユスポフ - アーロン・ヴォドヴォズ
アルフレッド・ル・デュ・ポン - トッド・ボイス
アレクサンドラ皇后 - ブランカ・カティク
マタ・ハリ - ヴァレリー・パチナー
H.M.S.G. (ヒュー・マシン・シャーク・ガード) - オリヴィエ・リヒターズ
アメリカ合衆国大使 / ベディヴィア - スタンリー・トゥッチ
フォレスト英陸軍大尉 - ニール・ジャクソン
ガヴリロ・プリンツィプ - ジョエル・バスマン
ジョンストン英陸軍伍長 - ロス・アンダーソン
リタ - アリソン・ステッドマン
アトキンス軍曹 - ロバート・アラマヨ
エミリー・オックスフォード - アレクサンドラ・マリア・ララ
カデット警察官 - ティアゴ・マーティンス
ウラジーミル・レーニン - アウグスト・ディール
アドルフ・ヒトラー - ダフィット・クロス
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無双の鉄拳 [映画]

「無双の鉄拳」レンタルDVDで見ました。

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『犯罪都市』などのマ・ドンソクが、誘拐された妻を奪還しようとする夫を演じたアクション。
愛する人を救い出そうと奮闘する男の姿が描かれる。
『コードネーム:ジャッカル』などのソン・ジヒョが妻、『少女は悪魔を待ちわびて』などのキム・ソンオが不気味な誘拐犯を演じたほか、キム・ミンジェ、パク・ジファンらが共演した。
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マ・ドンソク主演の韓国アクション映画です。マ・ドンソクの魅力が炸裂。
悪役の憎たらしい演技が秀逸で黒いユーモアもあり楽しめました。
怪しい探偵役のキム・ミンジェのコミカル演技も楽しい。
娯楽作品として楽しめました。

監督 キム・ミンホ
脚本 キム・ミンホ
撮影 イ・ソンジェ
ドンチョル マ・ドンソク
ジス ソン・ジヒョ
ギテ キム・ソンオ
コム キム・ミンジェ
チュンシク パク・ジファン

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undo [映画]

「undo」レンタルDVDで見ました。

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雑誌ブルータスで岩井監督が山口智子と組んだフォトショートストーリーがきっかけになって、結実した異色短編。
94年10月、シネスイッチ銀座での1週間の限定公開時には、レイトショーながら連日長蛇の列が出来、銀座界隈が騒然となる。
また、95年8月のテアトル新宿のロードショーでも劇場動員記録を塗り替え、再上映を求める問い合わせが殺到したという話題作。
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岩井俊二祭りは続く。岩井監督のデビュー作です。45分の短編。
山口智子はきれいだし、豊川悦司もいいです。
ですが、山口智子は精神的におかしくなっていくというお話にはあまり乗れませんでした。

監督 岩井俊二
脚本 岩井俊二
製作 堀口壽一、田中迪
音楽 REMEDIOS
撮影 篠田昇
妻(萌実):山口智子
夫(由紀夫):豊川悦司
カウンセラー:田口トモロヲ
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マトリックス レザレクションズ [映画]

「マトリックス レザレクションズ」見ました。

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斬新なアクションや映像表現でポップカルチャーに影響を与えた『マトリックス』シリーズのその先を描くSFアクション。
再び、仮想世界=マトリックスから覚醒した主人公ネオが、マトリックスにとらわれているトリニティーを救うため、新たな戦いに身を投じる。
主演と監督はシリーズ過去作と同様にキアヌ・リーヴスとラナ・ウォシャウスキーが担当。
キャリー=アン・モスやジェイダ・ピンケット=スミスといった再登場のキャストのほか、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世やクリスティナ・リッチらが共演する。
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マトリックスの新作です。
何となく1作目の続編だと思っていたのですが、見たらちゃんと三部作の続編でした。
前半は謎がなかなか明かされずモヤっとしますが、後半は盛り上がります。
個人的には面白く見たのですが、モーフィアスやスミスを別の人が演じていたりマトリックスシリーズのファンには多少微妙な所もあるかも。

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監督 ラナ・ウォシャウスキー
脚本 アレクサンダー・ヘモン、デイヴィッド・ミッチェル、ラナ・ウォシャウスキー
製作 グラント・ヒル、ジェームズ・マクティーク、ラナ・ウォシャウスキー
音楽 ジョニー・クリメック、トム・タイクワー
キアヌ・リーブス:トーマス・A・アンダーソン / ネオ
キャリー=アン・モス:ティファニー / トリニティー
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世:モーフィアス
ジョナサン・グロフ:スミス
ジェイダ・ピンケット・スミス:ナイオビ
ランベール・ウィルソン:メロヴィンジアン
ダニエル・バーンハード:エージェント・ジョンソン
ジェシカ・ヘンウィック:バッグス
ニール・パトリック・ハリス:アナリスト
プリヤンカー・チョープラー・ジョナス:サティー
アンドリュー・コールドウェル:ジュード
トビー・オンウメール:セコイア
エレンディラ・イバラ:レキシー
ブライアン・J・スミス:バーグ
クリスティーナ・リッチ:グウィン・デ・ビア
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人間晩年図巻/剣樹抄 不動智の章 [本]

関川夏央「人間晩年図巻1990-94年」岩波書店
関川夏央「人間晩年図巻1995-99年」岩波書店

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一九九〇年代を舞台に、世界的スターから市井の人まで、同時代人たちの晩年を匠の筆で描き出した、新たなる「図巻」がここに誕生。
あの人はどんな晩年を送ったのか?
彼らが世を去った一九九〇年代とはいかなる時代だったのか?本書には田中角栄、アイルトン・セナ、長谷川町子、「風船おじさん」らを収録。
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山田風太郎「人間臨終図巻」に敬意を表して関川夏央が一九九〇年代に亡くなった人を書いた本です。
1990年の二人目が成田三樹夫で読んで良かったと思いました。
そうかもう成田さんが亡くなって31年も経つのか、、、
最近「2000~11年版」3冊も出たので読む予定です。
愛読している十河進さんの「映画がなければ...」でも今日取り上げられていました。
http://sogo1951.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-d6d3b5.html

冲方丁「剣樹抄 不動智の章」文藝春秋

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幕府の隠密組織「拾人衆」に加わった了助。
だが、父の死の真相と光國との因縁を知り――舞台は日光道中へ。
更に加速する江戸諜報劇!
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ドラマ化もされた冲方丁さんの時代小説2巻。
若い水戸光圀が隠密組織と共に江戸を守ります。
主人公は隠密組織に加わった了助。
今回、色々あって柳生列堂義仙(柳生宗矩の末子)と行動を共にします。
柳生列堂義仙は出家して僧となった様ですが、冲方さんの創作の人物像が面白い。
お話はまだ続くので続巻楽しみです。


人間晩年図巻 1990-94年

人間晩年図巻 1990-94年

  • 作者: 関川 夏央
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2016/05/27
  • メディア: 単行本



人間晩年図巻 1995-99年

人間晩年図巻 1995-99年

  • 作者: 関川 夏央
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2016/06/29
  • メディア: 単行本



人間晩年図巻 2000―03年

人間晩年図巻 2000―03年

  • 作者: 関川 夏央
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2021/11/01
  • メディア: 単行本



剣樹抄 不動智の章 (文春e-book)

剣樹抄 不動智の章 (文春e-book)

  • 作者: 冲方 丁
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2021/11/05
  • メディア: Kindle版



剣樹抄 (文春文庫)

剣樹抄 (文春文庫)

  • 作者: 冲方 丁
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2021/10/06
  • メディア: Kindle版



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新座頭市 破れ!唐人剣 [映画]

「新座頭市 破れ!唐人剣」見ました。

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勝新太郎主演の大人気シリーズ「座頭市」の一編。山田隆之とともに書いたシナリオを安田公義が監督した。
香港の人気アクション・スターであるジミー・ウォングをゲストに招き、座頭市が初めて日本人以外と対決を果たす。
直接対決のクライマックスは、勝新が勝利する日本版と、ジミーが勝つ香港版の二種類があるらしい。
ある日、座頭市は瀕死の唐人から小栄という子供を預かる。
トラブルから南部藩に追われる身となった王剛に小栄を引き合わせた市は、福龍寺を訪ねるという王剛の道案内をすることに。
その途中で出会った与作とお米から、藤兵ヱ一家が懸賞金目当てに王剛を追っていると聞かされ、市は小栄と王剛を二人にかくまってもらう。
しかし市が家を離れた隙に藤兵ヱ一家が与作の家を急襲、与作夫婦は殺され、残る三人が連れ去れてしまう。
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座頭市シリーズの第22作でジミー・ウォングの片腕必殺剣シリーズの第3作。
タイトルはジミー・ウォングが悪役みたいですが、誤解により最後に対決するという展開です。
対決する相手が唐人というだけであとはお馴染みの展開。
安部徹、南原宏治といったおなじみの悪役演技が楽しい。
てんぷくトリオが出演し若い伊東四朗が活躍するのもいいですね。
ラストは座頭市が勝つのですが、香港版ではジミー・ウォングが勝つラストになっていたそうです。

制作:勝新太郎
制作補:西岡弘善
原作:子母沢寛
脚本:安田公義、山田隆之
監督:安田公義
撮影:牧浦地志
美術:西岡善信
音楽:冨田勲
座頭市:勝新太郎
王剛(ワンカン):王羽(ジミー・ウォング)
お仙:浜木綿子
お米:寺田路恵
覚全:南原宏治
石川藤兵ヱ:安部徹
和尚:佐々木孝丸
与作:花沢徳衛
波の市:三波伸介
新七:伊東四朗
亀:戸塚睦夫
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風が強く吹いている [映画]

「風が強く吹いている」DVDレンタルで見ました。

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直木賞作家・三浦しをんの同名小説を映画化した青春ストーリー。
箱根駅伝出場を目指す大学陸上競技部員10人の奮闘を描く。
監督は『次郎長三国志』などの脚本家であり、本作が監督デビューとなる大森寿美男。
致命的な故障からはい上がる元エリートランナーを『ROOKIES -卒業-』の小出恵介、孤高の天才走者を『バッテリー』の林遣都が演じる。
胸に迫る熱い青春模様と、箱根駅伝を忠実に再現したリアルなレースシーンが見どころ。
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三浦しをんの小説の映画化です。
原作は読んでいましたが、映画化されていた事は知りませんでした。
SNSで友人が感想書いていたので見てみました。
原作も良かったですが、映画もいいですね。
俳優陣は好演していますし、何より箱根駅伝を再現したレースシーンが凄い。
撮影はさぞ大変だったでしょう。

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監督 大森寿美男
脚本 大森寿美男
原作 三浦しをん
音楽 千住明
小出恵介
林遣都
中村優一
川村陽介
橋本淳
森廉
内野謙太
ダンテ・カーヴァー
斉藤慶太
斉藤祥太
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