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ナポレオン [映画]

「ナポレオン」見ました。

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「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコット監督が「ジョーカー」のホアキン・フェニックスを主演に迎え、フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトの人物像を新解釈で描いた歴史スペクタクル。
18世紀末、革命の混乱に揺れるフランス。若き軍人ナポレオンは目覚ましい活躍を見せ、軍の総司令官に任命される。
ナポレオンは夫を亡くした女性ジョゼフィーヌと恋に落ち結婚するが、ナポレオンの溺愛ぶりとは裏腹に奔放なジョゼフィーヌは他の男とも関係を持ち、いつしか夫婦関係は奇妙にねじ曲がっていく。
その一方で英雄としてのナポレオンは快進撃を続け、クーデターを成功させて第一統領に就任、そしてついにフランス帝国の皇帝にまで上り詰める。
政治家・軍人のトップに立ったナポレオンと、皇后となり優雅な生活を送るジョゼフィーヌだったが、2人の心は満たされないままだった。
やがてナポレオンは戦争にのめり込み、凄惨な侵略と征服を繰り返すようになる。
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さすがはリドリー・スコット監督、面白かったです。158分と長い映画ですが、一気に見せます。
ホアキン・フェニックス、ヴァネッサ・カービーはじめ俳優陣もみな素晴らしい。
史実には忠実でなく、冒頭マリー・アントワネットの処刑から映画は始まりますが、史実と異なりアントワネットの髪は長いです。
前半はジョゼフィーヌへの執着が描かれます。
アウステルリッツの戦いのスペクタルも素晴らしい。史実とは異なる様ですが。
最後のワーテルローの戦いも見せますね。
CGを使っているにしても大軍の激突を見事に描いています。
リドリー・スコットの集大成の傑作です。

監督 リドリー・スコット
脚本 デヴィッド・スカルパ、リドリー・スコット
製作 リドリー・スコット、ケヴィン・J・ウォルシュ、マーク・ハッファム、ホアキン・フェニックス
音楽 マーティン・フィップス
ナポレオン・ボナパルト:ホアキン・フェニックス
ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ:ヴァネッサ・カービー
ポール・バラス:タハール・ラヒム
テレーズ・カバリュス:リュディヴィーヌ・サニエ
アルマン・ド・コランクール:ベン・マイルズ
ルイ=ニコラ・ダヴー:ユセフ・カーコア
ジャン=アンドシュ・ジュノー:マーク・ボナー
ルイ18世:イアン・マクニース
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12月以降に見たい映画 [映画]

12月以降に見たい映画です。

ついでに11月に見た映画です。

59.11/3 「ゴジラ-1.0」
60.11/10「マーベルズ」
61.11/22「正欲」
62.11/23「首」
63.11/25「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」

録画・DVDなど

「横道世之介」
「カラマリ・ユニオン」
「パラダイスの夕暮れ」
「蛇にピアス」
「過去のない男」
「街のあかり」
「人質 韓国トップスター誘拐事件」
「リミテッド」
「新しき世界」
「アラビアのロレンス」

12月1日
「ナポレオン」
「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコット監督が「ジョーカー」のホアキン・フェニックスを主演に迎え、フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトの人物像を新解釈で描いた歴史スペクタクル。

「バッド・デイ・ドライブ」
車に爆弾を仕掛けられ、事件に巻き込まれていく平凡なビジネスマンを描くサスペンス。リーアム・ニーソン主演。

「ショータイム!」
「奇跡のひと マリーとマルグリット」のジャン=ピエール・アメリスが監督、実話から着想を得たコメディドラマ。

12月15日
「枯れ葉」
カンヌ国際映画祭審査員賞に輝いたアキ・カウリスマキのラブストーリー。

「ファミリー・プラン」
ダン・モーガンにはいろいろな顔がある。献身的な夫、愛する父親、名うての自動車セールスマン。
マーク・ウォールバーグ主演。

「きっと、それは愛じゃない」
「アバウト・タイム 愛おしい時間について」の製作陣が手掛けたラブストーリー。

12月29日
「アンブッシュ」
「96時間」のピエール・モレルによる、実話に基づく戦争アクション。
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アラビアのロレンス [映画]

「アラビアのロレンス」DVDで見ました。

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アラブ民族独立に尽力した実在のイギリス陸軍将校T・E・ロレンスの波乱に満ちた半生を、「大いなる遺産」の名匠デビッド・リーンが壮大なスケールで描いた不朽の名作。
20世紀初頭、アラビアはドイツと同盟を結ぶトルコの圧政下にあった。
イギリス陸軍カイロ司令部に勤務するロレンス少尉は、トルコからの独立を目指す反乱軍の指導者ファイサルに会うため旅に出る。
反乱軍の無力さを目の当たりにしたロレンスは、アラビア民族をまとめあげてゲリラ戦を展開し、見事トルコ軍を打ち破ることに成功。
その後も次々と勝利を収めていくが、その一方でロレンスはアラブ人同士の争いや国同士の政治的駆け引きに翻弄されるようになっていく。
当時まだ無名だったピーター・オトゥールが主人公ロレンスを熱演。
共演は「戦場にかける橋」のアレック・ギネス、「炎の人ゴッホ」のアンソニー・クイン、「ドクトル・ジバゴ」のオマー・シャリフ。
1963年・第35回アカデミー賞で作品賞・監督賞など7部門に輝いた。
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完全版220分。220分と長いのでDVDも二枚組。二日かけて見ました。
これは凄い映画でした。撮影も演出も俳優の演技も凄い。
ピーター・オトゥールはもちろんですが、オマー・シャリフが印象的です。
ロレンスは両親が結婚しなかったのでマージナルな人物です。
その事がアラビアに肩入れした事につながったのではないかと思いました。
まあ、今の目で見ると西欧寄りというかアラブ人の俳優は誰も出ていないとか、事実とかなり違うとか色々あります。
とはいえ傑作なのは間違いない。この機会に見て良かったです。

監督 デヴィッド・リーン
脚本 ロバート・ボルト、マイケル・ウィルソン
製作 サム・スピーゲル、デヴィッド・リーン
音楽 モーリス・ジャール
撮影 フレディ・ヤング、ニコラス・ローグ
トーマス・エドワード・ロレンス ピーター・オトゥール
ファイサル王子 アレック・ギネス
ハウェイタット族のアウダ・アブ・タイ アンソニー・クイン
ハリト族の“シャリーフ・アリ” オマー・シャリフ
アレンビー将軍 ジャック・ホーキンス
ジャクソン・ベントリー新聞記者 アーサー・ケネディ
ブライトン大佐 アンソニー・クエイル
ベイ将軍 ホセ・フェラー
ドライデン顧問 クロード・レインズ
アーチボルト・マーレイ将軍 ドナルド・ウォルフィット
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