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大森望/編「ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成〈S〉」 [本]

大森望/編「ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成〈S〉」創元SF文庫 読みました。
   
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00年代(西暦2000年~2009年)の10年間に国内で発表されたSF短篇から、歴史に残る作品をよりすぐった傑作選。
2冊セットで通読すると、この10年の日本SFの動向が実感できる仕組みです。
本巻には、SFの求心的なベクトルを代表する、主に宇宙と未来(もしくはテクノロジーと人間と機械)を描いた11編を収録しました。
直球ど真ん中の現代SFをご賞味ください。──大森望
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翻訳家、評論家としてSF界を中心に活躍している大森望さん編纂のゼロ年代日本SFのアンソロジーです。面白かったです。
非常にレベルの高いアンソロジー。
「逃げゆく物語の話」との二冊構成です。
比べるとちょっとこちらの方がSFっぽいかな。
表題作の「ぼくの、マシン」は「戦闘妖精雪風」シリーズのスピンオフの短編です。
友人に借りた「戦闘妖精雪風 アンブロークンアロー」そろそろ読まないと。

収録作品は以下です。

野尻抱介「大風呂敷と蜘蛛の糸」
小川一水「幸せになる箱庭」
上遠野浩平「鉄仮面をめぐる論議」
田中啓文「嘔吐した宇宙飛行士」
菅 浩江「五人姉妹」
上田早夕里「魚舟・獣舟」
桜庭一樹「A」
飛 浩隆「ラギッド・ガール」
円城 塔「Yedo」
伊藤計劃+新間大悟「A.T.D Automatic Death■ EPISODE:0 NO DISTANCE, BUT
INTERFACE」
神林長平「ぼくの、マシン」

ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S> (創元SF文庫)

ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S> (創元SF文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2010/10/28
  • メディア: 文庫



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