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半沢直樹 アルルカンと道化師/伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.2 [本]

池井戸潤「半沢直樹 アルルカンと道化師」

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東京中央銀行大阪西支店の融資課長・半沢直樹のもとにとある案件が持ち込まれる。
大手IT企業ジャッカルが、業績低迷中の美術系出版社・仙波工藝社を買収したいというのだ。
大阪営業本部による強引な買収工作に抵抗する半沢だったが、やがて背後にひそむ秘密の存在に気づく。
有名な絵に隠された「謎」を解いたとき、半沢がたどりついた驚愕の真実とは――。
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「半沢直樹」シリーズの6年ぶりの最新作です。
とはいっても1作目の直前の話なので、多少前作との矛盾もなくはないです。
でもさすがに面白いですね。今回は有名な絵の「謎」を半沢が探るというミステリー的な要素も。
分かりやすい悪役が登場し、最後に半沢が逆襲するというおなじみの展開も楽しいですね。
とはいえ半沢が若いので今のキャストでドラマ化は厳しいでしょうね。
まさかCGで若返らせるという訳にもいかないでしょうし。


「伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.2」宝島社

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TBSラジオで毎週金曜に放送されていた『伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!』の書籍化第2弾です。
ラジオは2週にわたって一人のゲストを招いて、お気に入りの映画を紹介してもらうもの。
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『伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!』というラジオの書籍化。
まず見る前にゲストが紹介理由を語り、後に見てからその映画について語り合うという楽しい本です。
ゲストと取り上げる映画は以下の通り、みうらじゅん(わさお)、マツコ・デラックス(ダンサー・イン・ザ・ダーク)、是枝裕和(クレイマー、クレイマー)、山田太一(楢山節考)、ピーター・バラカン(暴力脱獄)、周防正行(フォロー・ミー)、ピエール瀧(アンヴィル!夢を諦めきれない男たち)、木村大作(用心棒)。
特に大好きな映画「フォロー・ミー」を、これまた大ファンで自作に引用もした周防正行監督が語る回が楽しい。
若くして撮影に参加していたという木村大作さんの「用心棒」も面白かったです。
最後まで読んであとがきでvol.2だと知ったので、vol.1も読まないと。


半沢直樹 アルルカンと道化師

半沢直樹 アルルカンと道化師

  • 作者: 池井戸潤
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/09/17
  • メディア: Kindle版



伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.2

伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.2

  • 作者: 伊集院 光
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2016/11/25
  • メディア: 単行本



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