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10月以降に見たい映画 [映画]

10月以降に見たい映画です。

ついでに9月に見た映画です。

26.9/12「ミッドウェイ」
27.9/18「星屑の町」※新文芸坐
28.9/19「TENET テネット」
29.9/21「メイキング・オブ・モータウン」
30.9/26「映像研には手を出すな!」

再延期になった新作もあり、ちょっと寂しい感じですが、ここは名画座とかで補完しようかな。

10月16日(金)
「みをつくし料理帖」
高田郁のベストセラー小説「みをつくし料理帖」シリーズを、プロデューサーとして数々のヒット作を送り出してきた角川春樹がメガホンを取り映画化。

10月30日(金)
「罪の声」
かつて日本を震撼(しんかん)させた事件をモチーフにした塩田武士の小説を映画化。

11月6日(金)
「ブラック・ウィドウ」
すご腕の暗殺者で世界最高のスパイ、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフが主人公のアクション。
→4月に再延期

11月20日(金)
「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」
イギリスの敏腕諜報(ちょうほう)員ジェームズ・ボンドの活躍を描く人気シリーズの第25弾。
→再延期
12月25日(金)
「ワンダーウーマン 1984」
『ワンダーウーマン』のガル・ガドットとパティ・ジェンキンス監督が再び組んだアクション。
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山口隆「叱り叱られ」 [本]

山口隆「叱り叱られ」幻冬舎

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断絶をなくしたいんだ!――山下達郎、大瀧詠一、岡林信康、ムッシュかまやつ、佐野元春、奥田民生。
彼らがここまで赤裸々に語ったことは、かつてない!
希代の表現者、山口隆と偉人達ががっぷり四つに語り合った熱き記録。
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サンボマスターの山口隆さんの対談集です。
対談相手が凄い。山下達郎、大瀧詠一、岡林信康、ムッシュかまやつ、佐野元春、奥田民生!
達郎さんや大瀧さんにタメ口聞いててはらはらしますが、話は面白いです。
だんだん慣れたのか徐々に話口調もソフトになって安心して読めました。
どの対談も面白いのですが、やはり達郎さんと大瀧さんが印象的でした。


叱り叱られ

叱り叱られ

  • 作者: 山口隆(サンボマスター)
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2008/02/07
  • メディア: ハードカバー



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映像研には手を出すな! [映画]

「映像研には手を出すな!」見ました。

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「月刊!スピリッツ」で連載され、アニメやドラマにもなった大童澄瞳の漫画を実写映画化。
運命的に出会った女子高生たちがアニメ制作に奮闘する。
個性豊かな映像研のメンバーを、乃木坂46の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波が演じるほか、小西桜子、グレイス・エマ、福本莉子、高嶋政宏らが共演。
『あさひなぐ』などの英勉がメガホンを取った。
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大童澄瞳のマンガの実写映画化です。
アニメが面白かったので、実写ドラマも見たのですが、これもなかなか良かった。
とうとう原作も買ってしまいました。
という事でドラマの続きの本作を楽しみにしていたのですが、コロナで公開が延期に。
やっと公開されたので早速見てきました。
冒頭はドラマのダイジェストっぽいのですが、本筋のロボット編に入ってからは楽しく見ました。
浜辺美波も出ていますが、ドラマが面白かったという人にはお勧めです。
主演の3人は乃木坂46のメンバーですが、演技がうまい。
特に齋藤飛鳥はグラビアとかではきれいなのに、本作では変な帽子をかぶって浅草みどりになりきってます。
他の二人、梅澤美波、山下美月もなりきってます。あとは敵側のグレイス・エマがいい感じ。若い俳優が熱演してます。
割と原作から脚色されているのですが、これはこれで面白い。
原作はまだまだ続きがあるので、続編も期待したいです。

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監督 英勉
脚本 英勉、高野水登
原作 大童澄瞳『映像研には手を出すな!』
音楽 - 佐藤望
映画主題歌 - 乃木坂46『ファンタスティック3色パン』(ソニー・ミュージックレーベルズ)
浅草みどり - 齋藤飛鳥
金森さやか - 梅澤美波
水崎ツバメ - 山下美月
道頓堀透 - 小西桜子
さかき・ソワンデ - グレイス・エマ
阿島九 - 福本莉子
王俊也 - 松﨑亮
音響部 百目鬼 - 桜田ひより
ロボット研究部 小野 - 板垣瑞生
ロボット研究部 小林 - 赤楚衛二
ロボ研 小鳥遊(たかなし) - 染野有来
ロボ研 小豆畑(あずはた) - 亀田侑樹
気象研究部 晴子 - 浜辺美波
気象研 雨男(あめお) - 河津未来
ツバメママ 水崎菜穂美 - 松本若菜
ツバメパパ 水崎葉平 - 山中聡
藤本先生 - 髙嶋政宏
黒田 - 鈴之助
麻笠 - 出合正幸
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メイキング・オブ・モータウン [映画]

「メイキング・オブ・モータウン」見ました。

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スティーヴィー・ワンダーやジャクソン5などが所属し、2019年に創設60周年を迎えた音楽レーベル「モータウン」の歴史や名曲誕生秘話をひもとくドキュメンタリー。
ヒット連発の影で行われた徹底した管理体制やレーベルの裏側などが、密着取材を初めて許可した創設者のベリー・ゴーディや関係者、ミュージシャンなどの証言や映像によって明かされる。
監督は『アイ・アム・ボルト』などのベンジャミン・ターナーとゲイブ・ターナー。
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音楽レーベル「モータウン」の歴史を描くドキュメンタリーです。
創設者のベリー・ゴーディとスモーキー・ロビンソンを中心にミュージシャンや関係者の証言で歴史が明かされます。
モータウンの創設から歴史を丁寧に追っていくので、モータウンにそれほど詳しくなくてもわかりやすいです。
もちろん、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ、ジャクソン5、テンプテーションズ、ダイアナ・ロス&スプリームス、スティービー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、フォー・トップス、マーサ&ザ・ヴァンデラスといったモータウンのミュージシャンたちの演奏シーンもたっぷりです。
ニール・ヤングもモータウンと関わりがあり、証言しています。

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監督 ベンジャミン・ターナー、ゲイブ・ターナー
音楽 イアン・アーバー
ベリー・ゴーディ
スモーキー・ロビンソン
マーサ・リーブス
ザ・ジャクソンズ
ホーランド=ドジャー=ホーランド
バレリー・シンプソン
マリー・ウィルソン
スティービー・ワンダー
ニール・ヤング
マーヴィン・ゲイ
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萩尾望都紡ぎつづけるマンガの世界 [本]

「萩尾望都紡ぎつづけるマンガの世界 女子美での講義より」ビジネス社

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萩尾望都、女子美でマンガを語る。
細密なヨーロッパ歴史絵巻から独創的なSFまでマンガ人生を振り返り、創作活動の源泉を語る。
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女子美術大学の客員教授でもある萩尾望都さんが、女子美で行った授業をまとめた本です。
授業といってもゲストも読んで、公開ディスカッションみたいな感じ。
ゲストは「宇宙飛行士 山崎直子」「美術史家 中野京子」「シンガーソングライター イルカ」の3氏。
SFや宇宙、歴史とマンガ、好きな事を続ける力、マンガのキャラクターやストーリーの作り方などなど色々なテーマで語られ面白かったです。
ちなみに昨年の女子美の学園祭での公開授業に行きました。
レポートは以下に。

https://kisa1.blog.ss-blog.jp/2019-07-15


萩尾望都 紡ぎつづけるマンガの世界 ~女子美での講義より~

萩尾望都 紡ぎつづけるマンガの世界 ~女子美での講義より~

  • 作者: 萩尾 望都
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2020/08/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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TENET テネット [映画]

「TENET テネット」見ました。

ちょっと物語の展開に触れています。

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『ダークナイト』シリーズや『インセプション』などのクリストファー・ノーラン監督が描くサスペンスアクション。
「TENET」というキーワードを与えられた主人公が、人類の常識である時間のルールから脱出し、第3次世界大戦を止めるべく奮闘する。
主人公を演じるのは『ブラック・クランズマン』などのジョン・デヴィッド・ワシントン。
相棒を『トワイライト』シリーズなどのロバート・パティンソンが務め、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナーなどが共演する。
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クリストファー・ノーラン監督の新作です。
ちょっと難解ですが、映像がすごいので目が離せませんでした。
実物にこだわるノーラン監督、空港での航空機の事故シーンではボーイング747を購入したとか。
お話は最初は訳わかりませんが、未来から時間を逆行する装置を使って現在を滅ぼそうという敵がいて、主人公はそれと戦う事になります。
時間を逆行する装置に入って出てくるとそこから周りは全て逆回しになります。
同じ画面に時間を順行する世界と逆行する世界が同居する映像には驚き。
色々あって最後の戦闘では何千人もの兵士が順行と逆行し、アタマがクラクラします。
正直1回見ただけでは理解できたとは言えませんが、刺激的な映像体験でした。

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監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン
音楽 ルドウィグ・ゴランソン
名もなき男 - ジョン・デヴィッド・ワシントン
ニール - ロバート・パティンソン
キャット - エリザベス・デビッキ
アンドレイ・セイター - ケネス・ブラナー
マイケル・クロズビー卿 - マイケル・ケイン
ローラ - クレマンス・ポエジー
プリヤ - ディンプル・カパディア
アイヴス - アーロン・テイラー=ジョンソン
マヒール - ヒメーシュ・パテル
リアム - デンジル・スミス
ヴィクター - マーティン・ドノヴァン
スティーブン - アンドリュー・ハワード
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星屑の町 [映画]

「星屑の町」を見ました。

ロードショーで見損なったので、新文芸坐で見てきました。


ちょっとお話の展開に触れています。

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ラサール石井らによるユニット「星屑の会」の舞台を映画化したドラマ。
東北の田舎町を舞台に、地方巡業にやってきたムード歌謡コーラスグループと歌手を夢見る女性との出会いを描く。
監督は『トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡』などの杉山泰一。
コーラスグループの面々を大平サブロー、ラサール石井、小宮孝泰、渡辺哲、でんでん、有薗芳記、歌手を目指す女性をのんが演じる。
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これはなかなかいい映画でした。
1994年から2019年まで上演された舞台『星屑の町』シリーズの映画化だそうです。
コーラスグループ「山田修とハローナイツ」を演じる面々はじめ俳優陣はみないいですが、特に久々ののんがとてもいいです。
前半はちょっと舞台劇すぎて映画的躍動感とテンポが欲しいと思いましたが、歌のシーンがいいですね。
昭和歌謡の数々が楽しい。戸田恵子の歌のうまさも印象的。
色々あって最後はのんがボーカルとしてハローナイツに加わるのですが、ここからの歌がいいですね。
まず、ピンキーとキラーズの「恋の季節」!
のんの歌のうまさ、美しさも素晴らしい。
ちょっとシニカルなラストもなかなか良かったです。

公式サイト
https://hoshikuzu-movie.jp/

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Stardust over the town
監督 杉山泰一
脚本 水谷龍二
原作 水谷龍二
音楽 宮原慶太
天野真吾:大平サブロー
市村敏樹:ラサール石井
山田修:小宮孝泰
込山晃:渡辺哲
西一夫:でんでん
青木五郎:有薗芳記
久間部愛:のん
山田英二:菅原大吉
キティ岩城:戸田恵子
山田啓太:小日向星一
久間部浩美:相築あきこ
久間部六造:柄本明
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吉田豪の巨匠ハンター [本]

「吉田豪の巨匠ハンター」毎日新聞出版

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富野由悠季、松本零士、押井守……日本が誇るマンガ&アニメ界の巨匠たちを、あのプロインタビュアーがロック・オン!!
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吉田豪さんが、アニメ、マンガ界の巨匠にインタビューした本です。
インタビューしたのは、富野由悠季、渡辺宙明、松本零士、ささきいさお、辻真先、安彦良和、杉井ギサブロー、丸山正雄、押井守。
どの話も面白いですが、富野さんは珍しくガンダムでなく「海のトリトン」の話。
辻さんのアニメ初期の脚本の扱いの過酷さ。
丸山さんはやはり『この世界の片隅に』の話が面白い。
押井さんの話はやはり面白いです。昔は宮崎駿監督と良く話していたとか。


吉田豪の巨匠ハンター

吉田豪の巨匠ハンター

  • 作者: 吉田 豪
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2020/03/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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シネマの極道/健さんと文太 [本]

日下部五朗「シネマの極道 映画プロデューサー一代」新潮文庫

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東映入社以来、プロデューサーとして関わった映画は130本以上。
深作欣二や五社英雄といった一癖も二癖もある名物監督を盛り立て、高倉健・菅原文太、藤純子・岩下志麻のような名優たちと組んで、「仁義なき戦い」や「極妻」シリーズに代表される昭和の傑作映画を何本も世に送り出した。さらにカンヌ映画祭をも制した稀代の映画人が明かす激動の半生記にして貴重な戦後映画秘史!
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東映のプロデューサー日下部五朗さんが、自身の映画との関わりを語った本です。
日下部さんといえばやはり「仁義なき戦い」ですが、冒頭はカンヌ映画祭での「楢山節考」のパルムドール受賞。
「戦場のメリークリスマス」が本命という事で、監督も東映社長もカンヌには行かず、日下部さんが受け取りました。
それからは東映入社以来の経験を語ります。
東映時代劇全盛時代の忙しさ、任侠路線になってから、そしてやはり「仁義なき戦い」誕生の経緯が細かく描かれるのが面白い。


日下部五朗「健さんと文太-映画プロデューサーの仕事論」光文社新書

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高倉健と菅原文太。日本映画界の二つの巨星が、二〇一四年十一月、奇しくも同年同月に世を去った。
一九六〇年代以降、任侠映画の代名詞となった健さん、七〇年代に実録路線を邁進した文太。
彼らとともに歩んだ稀代のプロデューサーが、二大スターの素顔と魅力を縦横に語る。
あわせて、敏腕プロデューサーならではの企画立案、キャスティング、予算管理、進行の一部始終を明かす。
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日下部五朗さんの本をもう一冊。
高倉健と菅原文太の素顔を語り、映画の作り方について語っています。
「シネマの極道」とかなり重複する部分も多いので、東映映画にそれほど興味がなければ2冊とも読む必要はないかな。


シネマの極道: 映画プロデューサー一代 (新潮文庫)

シネマの極道: 映画プロデューサー一代 (新潮文庫)

  • 作者: 日下部 五朗
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/10/28
  • メディア: 文庫



健さんと文太 映画プロデューサーの仕事論 (光文社新書)

健さんと文太 映画プロデューサーの仕事論 (光文社新書)

  • 作者: 日下部 五朗
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2015/12/16
  • メディア: 新書



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総特集 大林宣彦/流人道中記 [本]

「総特集 大林宣彦 「ウソからマコト」の映画」

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実験映画、コマーシャルフィルム、角川映画、尾道三部作、戦争や日本の「古里」と向き合った近作群
――他に類を見ない独自の世界観を築き上げてきた映画作家・大林宣彦の軌跡を振り返る。
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大林宣彦監督の特集本です。
実験映画時代から最近作まで紹介され、読み応えがありました。
デビュー作「HOUSE」から尾道三部作まではほとんど見ていたので興味深かったです。
最近作はあまり見ていないのですが、遺作となった「海辺の映画館 キネマの玉手箱」が見ごたえがあったので、機会があれば見ていきたいと思います。


浅田次郎「流人道中記」中央公論新社

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万延元年(一八六〇年)。姦通の罪を犯したという旗本・青山玄蕃に、奉行所は青山家の安堵と引き替えに切腹を言い渡す。
だがこの男の答えは一つ。「痛えからいやだ」
玄蕃には蝦夷松前藩への流罪判決が下り、押送人に選ばれた十九歳の見習与力・石川乙次郎とともに、奥州街道を北へと歩む。
口も態度も悪い玄蕃だが、道中で行き会う抜き差しならぬ事情を抱えた人々を、決して見捨てぬ心意気があった。
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浅田次郎さんの時代小説の最新作です。
旗本・青山玄蕃が流罪となり、主人公の見習与力・石川乙次郎と北へ進みます。
色々な事件が起こりますが、その言動から乙次郎は青山玄蕃に次第に尊敬の思いをいだきますが、、
さすがは浅田さん、読み始めると上下巻をあっという間に読んでしまいました。
ラストはちょっと納得いかない部分もありますが、面白かったです。


大林宣彦 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)

大林宣彦 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)

  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2017/10/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



流人道中記(上) (単行本)

流人道中記(上) (単行本)

  • 作者: 浅田 次郎
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2020/03/06
  • メディア: 単行本



流人道中記(下) (単行本)

流人道中記(下) (単行本)

  • 作者: 浅田 次郎
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2020/03/06
  • メディア: 単行本



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