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毒戦 [映画]

「毒戦」DVDレンタルで見ました。

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巨大な麻薬組織を率いる存在ながら、全てが謎に包まれている麻薬王・イ先生の足取りを追う麻薬取締局のウォンホ刑事(チョ・ジヌン)は、何一つ手掛かりがつかめずにいた。
ある日、麻薬製造工場が爆破され、ラク(リュ・ジュンヨル)という生存者が発見される。
ウォンホは、組織に見捨てられてしまったラクと組んで潜入捜査をしようとする。
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『ドラッグ・ウォー 毒戦』のリメイクの韓国映画です。
これは面白かったです。
お話は途中で見当が付きますが、役者の演技でぐいぐい見せます。
主人公のチョ・ジヌンもいいですが、リュ・ジュンヨルが強烈。
オリジナルの香港・中国合作映画『ドラッグ・ウォー 毒戦』の方が評価が高いですね。
オリジナルも見てみたいと思います。

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監督 イ・ヘヨン
脚本 イ・ヘヨン、チョン・ソギョン
原作 香港・中国合作映画『ドラッグ・ウォー 毒戦』(2013年)
製作 イム・スンヨン
音楽 ダルパラン
チョ・ジヌン
リュ・ジュンヨル
キム・ジュヒョク
チャ・スンウォン
キム・ソンリョン
パク・ヘジュン
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横山信義「烈火の大洋6 消えゆく烈火」 [本]

横山信義「烈火の大洋6 消えゆく烈火」C★NOVELS 読みました。

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連合艦隊が総力を挙げて臨んだトラック沖海戦は、米海軍の撃退に成功したものの被害は甚大であった。
開戦以来、艦隊の主力を担ってきた空母「赤城」「加賀」、戦艦「長門」他多数の艦艇や航空機が失われてしまったのだ。
もはや彼我の勢力は完全に逆転し、連日の空襲に晒されるトラックの防衛は限界に達していた。
じりじりと戦力を削られ続ける状態に、連合艦隊は苦渋の決断を下す。
トラックを放棄し、マリアナに集中させた全軍をもって米海軍との最終決戦の敢行。
果たしてこの戦いの先に講和への道は開けるのか――
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史実より早く昭和14年に日独伊三国同盟が結ばれていたらという横山信義さんの仮想戦記最終巻です。
元々、戦史研究家の生出寿さんの著書による歴史のifがヒントだそうです。
実際には現実の太平洋戦争より悲惨な結果になった可能性もありますが、仮想戦記なので日本側に有利に戦いは進みます。
米軍との戦いはそれなりに納得する終わり方ですが、結局ソビエトは参戦しないのでその脅威が残りました。
8月から新シリーズが始まるそうで楽しみです。
烈火の太洋6-消えゆく烈火 (C★NOVELS 55-120)

烈火の太洋6-消えゆく烈火 (C★NOVELS 55-120)

  • 作者: 横山 信義
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2022/06/21
  • メディア: 新書



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ザ・ロストシティ [映画]

「ザ・ロストシティ」見ました。

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『ゼロ・グラビティ』などのサンドラ・ブロックが主演と製作を兼任したアドベンチャー。
新作の宣伝ツアー中に南の島へ連れ去られた女性作家が、彼女を助けに来た小説の表紙モデルの男と島から脱出すべく大冒険を繰り広げる。
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サンドラ・ブロック主演のアドベンチャー映画です。
宝さがしものは好きなのでなかなか面白かったです。
ロマンス小説の作家が主人公という事で「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」を思い出しますが、あれももう40年近く前の映画なのか。
割とゆるい感じに話は進み、ダニエル・ラドクリフの富豪の宝さがしに巻き込まれた主人公は大西洋の島に誘拐されます。
チャニング・テイタムの小説の表紙のモデルとプロのブラッド・ピットが助けに来るのですが、たよりがいのあるブラッド・ピットはあっというまに退場。
ブロックとテイタムの凸凹コンビが島を逃げます。
パイロット役のオスカー・ヌニェスがいい味を出していました。
凄く面白いという訳ではないですが、暑い日こういう気楽な映画もいいですね。

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監督 アーロン・ニー、アダム・ニー
脚本 デイナ・フォックス、アーロン・ニー、アダム・ニー
原案 セス・ゴードン
製作 ライザ・チェイシン、サンドラ・ブロック、セス・ゴードン
音楽 パイナー・トプラク
ロレッタ・セージ:サンドラ・ブロック
アラン・キャプリズン / ダッシュ・マクマホン:チャニング・テイタム
アビゲイル・フェアファックス:ダニエル・ラドクリフ
ベス:ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
ジャック・トレーナー:ブラッド・ピット
アリソン:パティ・ハリソン
オスカー:オスカー・ヌニェス
ゴメス警察官:レイモンド・リー
ソーヤー警察官:アダム・ニー
レイ:ボウエン・ヤン
ファンタジー・ヴィラン:スティーヴン・ラング
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鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成 [映画]

「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」見ました。

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荒川弘によるコミックを山田涼介主演で実写映画化したシリーズの完結編後編で、主人公エドワード・エルリックらが巨大な陰謀に立ち向かう姿を描いたアクション。
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荒川弘の原作漫画の実写映画化完結編後編です。
第一部は色々と微妙な出来で大丈夫かなと思いましたが、完結編前後編はよく出来ていました。
特に後半は数々の伏線を解決する原作の大団円を良く再現していました。
俳優陣も充実していたと思います。

監督 曽利文彦
脚本 曽利文彦、宮本武史
原作 荒川弘『鋼の錬金術師』
音楽 北里玲二
エドワード・エルリック - 山田涼介 
ウィンリィ・ロックベル - 本田翼
ロイ・マスタング - ディーン・フジオカ
リザ・ホークアイ - 蓮佛美沙子
エンヴィー - 本郷奏多
ランファン - 黒島結菜
リン・ヤオ / グリード - 渡邊圭祐
セリム・ブラッドレイ / プライド - 寺田心
グラトニー - 内山信二
スカーの兄 - 大貫勇輔
メイ・チャン - ロン・モンロウ
アルフォンス・エルリック - 水石亜飛夢
サラ・ロックベル - 奥貫薫
高橋努
ブラッドレイ夫人 - 堀内敬子
丸山智己
イズミ・カーティス - 遼河はるひ
マイルズ - 平岡祐太
ゾルフ・J・キンブリー - 山田裕貴
麿赤兒
大和田伸也
キング・ブラッドレイ / ラース - 舘ひろし(特別出演)
ユーリ・ロックベル - 藤木直人
アレックス・ルイ・アームストロング - 山本耕史
フー - 筧利夫
杉本哲太
オリヴィエ・ミラ・アームストロング - 栗山千明
ピナコ・ロックベル - 風吹ジュン
マース・ヒューズ - 佐藤隆太
イシュヴァール人の少年 - 田村海琉(少年忍者/ジャニーズJr.)
トリシャ・エルリック - 仲間由紀恵
スカー - 新田真剣佑
ヴァン・ホーエンハイム / お父様 - 内野聖陽
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エクストリーム・ジョブ [映画]

「エクストリーム・ジョブ」DVDレンタルで見ました。

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コが班長を務める麻薬捜査チームは、休みなく奔走しているのに実績を全く残せず、解散の危機にひんしていた。
彼らは国際犯罪組織による国内麻薬密搬入の情報を入手し、起死回生を狙った潜伏捜査に打って出ることにする。
コ班長とメンバーのチャン刑事、マ刑事、ヨンホ、ジェフンは、組織のアジト前にあるフライドチキン店を買い取って実際に営業しながら24時間体制で監視を行うが、フライドチキンがおいしいと評判になって客が殺到し、捜査する時間がなくなってしまう。
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2019年の韓国製アクションコメディ映画です。
これは面白かった。
コ班長らの麻薬捜査班は組織のアジト前のフライドチキン店を買い取って監視を行いますが、チキンが美味しいと評判になってしまいます。
捜査班面々ののコメディ演技が楽しく、特に凶暴な悪役の多いチン・ソンギュの演技には爆笑しました。
ラストのアクションシーンも冴えています。

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監督 イ・ビョンホン
脚本 ムン・チョンイル、ペ・セヨン
音楽 キム・テソン
リュ・スンリョン
イ・ハニ
チン・ソンギュ
イ・ドンフィ
コンミョン
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真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960/ぶたぶたのお引っ越し [本]

池上彰、佐藤優「真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960」講談社現代新書

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日本の左翼は何を達成し、なぜ失敗したのか?
ーー忘れられた近現代史をたどり、未来の分岐点に求められる「左翼の思考」を検証する壮大なプロジェクト。
深刻化する貧困と格差、忍び寄る戦争の危機、アメリカで叫ばれる社会主義(ソーシャリズム)。
これらはすべて、【左翼の論点】そのものである!
激怒の時代を生き抜くために、今こそ「左の教養」を再検討するべき時が来たーー。
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池上彰、佐藤優の二人が日本左翼史を語った本です。
これは分かりやすくて面白いです。
佐藤さんは伯父が社会党の県議会議員で、本人も元社青同だっただけあってさすがに詳しい。
続巻の「激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972」も楽しみです。

矢崎存美「ぶたぶたのお引っ越し」光文社文庫

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リタイア後、田舎に移住したいという夫と考えが合わず悩む成実の前に、移住のアドバイザーとして登場したのは――(「あこがれの人」)。
家賃の安い「告知事項あり物件」に引っ越すことになった詠斗は、挨拶に訪れた隣の部屋で、衝撃の出会いを果たす――(「告知事項あり」)。
お引っ越しによる、出会いと別れ。
その節目に、不思議なぬいぐるみと出会ったら。
心震える3編を収録。
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ぶたぶたシリーズ最新作。
今回は世相や矢崎さんの精神状態を反映してかちょっとダークな話です。
特に第1話のある人物の言動はほとんどホラーですね。
まあぶたぶたなので基本的には大変な事にはならないのですが。
続巻はしばらく間が空きそうですが楽しみです。


真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960 (講談社現代新書)

真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960 (講談社現代新書)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/06/16
  • メディア: 新書



ぶたぶたのお引っ越し (光文社文庫)

ぶたぶたのお引っ越し (光文社文庫)

  • 作者: 矢崎存美
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2022/05/11
  • メディア: 文庫



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峠 最後のサムライ [映画]

「峠 最後のサムライ」見ました。

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『蜩ノ記(ひぐらしのき)』などの小泉堯史が司馬遼太郎の「峠」を映画化した時代劇。
越後長岡藩の筆頭家老である主人公が激動の時代を生きた姿を、スクリーンに焼き付ける。
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司馬遼太郎原作の時代小説の映画化です。
俳優陣はいいですし映画は健闘していますが、原作を読んだ時から河井継之助の行動には疑問があります。
河井継之助は結局判断を誤ったのではないかと思います。
まあ官軍の側ももっと柔軟に対処して欲しかったとも思いますが。
映画もその疑問を解消する物ではなかったです。
気の毒なのは長岡藩の庶民。

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監督 小泉堯史
脚本 小泉堯史
原作 司馬遼太郎『峠』
ナレーター 松たか子
音楽 加古隆
主題歌 『何処へ』 - 石川さゆり
河井継之助:役所広司
おすが:松たか子
お貞:香川京子
河井代右衛門:田中泯
徳川慶喜:東出昌大
むつ:芳根京子
小山正太郎:坂東龍汰
川島億次郎:榎木孝明
花輪求馬:渡辺大
山本帯刀:AKIRA
松蔵:永山絢斗
小山良運:佐々木蔵之介
松平定敬:矢島健一
月泉和尚:井川比佐志
老人:山本學
岩村精一郎:吉岡秀隆
牧野忠恭(雪堂):仲代達矢
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フレンチ・ラン [映画]

「フレンチ・ラン」DVDレンタルで見ました。

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「パシフィック・リム」や「マイティ・ソー」シリーズで活躍する俳優のイドリス・エルバが主演を務め、CIAのはぐれ者捜査官とスリの天才がコンビを組み、テロ事件の犯人捜索のためパリを奔走するバディムービー。
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イドリス・エルバ主演のアクション映画です。
CIAのはぐれ者捜査官(イドリス・エルバ)とパリを舞台にしたテロ事件に巻き込まれたスリ(リチャード・マッデン)とがテロの犯人を追います。
捜査官とスリの凸凹コンビがなかなかいい感じで面白かったです。
アクションも冴えていました。

監督 ジェームズ・ワトキンス
脚本 アンドリュー・バルドウィン、ジェームズ・ワトキンス
音楽 アレックス・ヘッフェズ
イドリス・エルバ
リチャード・マッデン
シャルロット・ルボン
ケリー・ライリー
ジョゼ・ガルシア
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フォーン・ブース [映画]

「フォーン・ブース」DVDレンタルで見ました。

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マンハッタン、タイムズスクエア。
自称一流のパブリシスト、スチュは、今日もアシスタントを従え、携帯電話からクライアントや業界に口八丁でビジネスをまとめ上げている。
そんな彼はアシスタントと別れた後、1台の電話ボックスに立ち寄り、結婚指輪を外してクライアントの新進女優パメラに電話を掛けた。
スチュは彼女をモノにしようとしていたが、上手くいかずに受話器を置く。
その刹那、今使っていた公衆電話のベルが鳴り、思わず受話器を取ってしまうスチュ。
すると電話の主は、“電話を切ったら殺す”と脅迫してきたのだった…。
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ジョエル・シュマッカー監督、コリン・ファレル主演の2002年のサスペンス映画です。
80分と短い映画ですがサスペンスが効いていて面白かったです。
短いせいかDVDにはメイキングも収録されていて、そちらも面白かったです。

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監督 ジョエル・シュマッカー
脚本 ラリー・コーエン
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
コリン・ファレル
フォレスト・ウィテカー
ケイティ・ホームズ
ラダ・ミッチェル
キーファー・サザーランド
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少女漫画家「家」の履歴書/リアルの私はどこにいる? [本]

「少女漫画家「家」の履歴書」文春新書

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あの傑作は、こんな「家」から生まれた!
少女漫画家12人が明かす、家族・仲間との忘れえぬ日々――家族や仲間たちと過ごした親密な空間。
私たちを惹きつけてやまない、あの傑作の舞台裏が今明かされる!
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週刊文春に掲載された連載から少女漫画家の家の履歴をまとめた新書です。

取り上げられたのは以下の漫画家たち。

水野英子、青池保子、一条ゆかり、美内すずえ、庄司陽子、山岸凉子、
木原敏江、有吉京子、くらもちふさこ、魔夜峰央、池野恋、いくえみ綾

どの人も興味深いですが、ファンの青池保子、山岸凉子、木原敏江、魔夜峰央が印象的。
くらもちふさこの父が元日本製紙会長だったという事は初めて知りました。


森博嗣「リアルの私はどこにいる?」講談社タイガ

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ヴァーチャル国家・センタアメリカが独立した。
南米の国や北米の一部も加え一国とする構想で、リアル世界とは全く別の新国家になるという。
リアルにおける格差の解消を期待し、移住希望者が殺到。国家間の勢力図も大きく塗り替えられることが予想された。
そんなニュースが報じられるなか、リアル世界で肉体が行方不明になりヴァーチャルから戻れない女性が、グアトに捜索を依頼する。
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森博嗣さんのWWシリーズ6作目。23世紀の世界。
主人公グアトらがリアル世界で肉体が行方不明になるという事件を調査します。
人が現実世界を捨てヴァーチャルに移行するという話もあり相変わらず読ませます。
続巻が楽しみです。


少女漫画家 「家」の履歴書 (文春新書)

少女漫画家 「家」の履歴書 (文春新書)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2022/02/18
  • メディア: Kindle版






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